楽天株式会社 様
開発者を既存サービスのトラブルシューティング作業から解放!
導入の背景サービス運用の工数をいかに減らし、開発者にサービス開発に専念してもらうか。
新たなサービスやアプリケーションの開発者には本来、開発や改善のタスクに専念してもらいたいところです。しかし実際にはトラブル発生のたびに、原因調査をプログラム内部に詳しい開発者が当たらなくてはならず、そのたびに本来の開発業務の中断を強いられていました。スキルの高いエンジニアが調査やメンテナンスなどの作業にかなりの工数を割かれてしまい、本来の業務になかなか注力できないというのが課題となっていました。
選定の理由使いやすさとリアルタイム性に秀でていたから。
こうした課題を解決するために各製品を慎重に比較検討した結果、JENNIFERはとても直感的なインタフェースで、誰でもすぐ使いこなせそうだと感じました。また、リアルタイム性に極めて優れている点も印象的でした。その時点でアプリケーションが処理しているリクエストをその場で確認でき、かつそれをマウスで選択すれば対応するアプリケーションの内部ロジックが参照できるため、『問題切り分け作業を効率化する』というニーズに合致していると判断しJENNIFERの正式採用を決めました。
導入の効果1~2週間かかっていたトラブル原因切り分け作業がわずか数日間に。
それまでアプリケーションのトラブル原因の切り分けには、ある程度以上のスキルを持ったエンジニアを1~2週間アサインする必要がありましたが、その作業に要する工数が劇的に減少しました。稼働状況がリアルタイムで刻一刻と表示され、問題の発生や、問題が起こりそうな兆候をいち早く検知できます。問題の原因切り分けも、監視画面から数回マウスクリックするだけで、アプリケーション内部でエラーが発生している箇所や、処理に時間が掛かっている箇所が即座に特定できるようになりました。まだ高いスキルのない新卒レベルのエンジニアでも行うことができ、開発者は煩雑なトラブルシューティング作業から解放され、よりアプリケーションの開発や改善に注力できるようになりました。
今後の展望今後は、より一層適用範囲を広げていく予定。
当初掲げていた「開発者が本来の業務に専念できるように」という業務改善を見事に達成しました。JENNIFERの適用対象アプリケーションの数は順次増え続けています。開発や運用の現場ではJENNIFERの使い勝手の良さは大変好評を博しており、皆その利用にすっかり慣れています。JENNIFERは将来に渡って、ビジネス基盤を支えるための重要な技術要素だと位置付けていますので、今後の進化や機能強化に大いに期待しています。