アプリケーションインサイトでリアルタイム問題分析

ダッシュボードのスピードバーに赤色で表示されたアクティブサービスが確認できます。

“これは何を表しているのか？”

先ず、スピードバーをダブルクリックして、アクティブサービスの詳細内容を確認します。すると、遅いSQLクエリが発見できて、簡単に問題を解決できます。次に、X-Viewチャートを確認すると、赤い点で表示されたエラートランザクションが確認できます。

“これも同じ問題か？分析が必要な瞬間です“

JENNIFERはリアルタイムモニタリングに強みがあり、素早い分析のための多様な機能を提供します。しかし、総合的に分析するために、複数の画面とチャートを移動しながらインサイト(状況の真相)を確認し、問題を洗い出すのに手間がかかります。特に問題が発生した状況では素早い分析が必須ですが、この時に複数の画面を確認する時間を減らすことは非常に重要です。

アプリケーションインサイト

“アプリケーションインサイト”はJENNIFERで発見した全ての問題を、一つのチャートでリアルタイムに分析できる新しい機能です。選択されたドメインとインスタンスの問題をリアルタイムで分析しながら、検知した全ての問題を一つの画面で確認し、分析できる機能です。

どのように使用するか?

アプリケーションインサイトチャートはユーザダッシュボードに追加して使用できます。JENNIFERユーザが問題を認知すると、ダッシュボードにチャートを追加してリアルタイムで問題を解決できます。

アプリケーションインサイトは、新しく開発したアプリケーションインサイトダッシュボードでも使用できます。次の図で確認できます。

図のように、アプリケーションインサイトをユーザダッシュボードに追加して、使用してください。

ダッシュボードチャート

画面を簡単に紹介します。ダッシュボードのチャートでは確認された問題のリストが表示されますが、上段バーで選択したドメインとインスタンスからリアルタイムで問題リストがアップデートされます。

詳細ポップアップ

ダッシュボードチャートを選択すると、詳細ポップアップを確認できます。ポップアップの上段には最新10分間のヒートマップが表示され、ヒートマップの各セルは１分間で問題がどのくらい発生したかを表します。ヒートマップの下段には要約カードがあります。ヒートマップのセルを選択すると、その時点の問題の要約カードがフィルタリングされて表示されます。

ヒートマップはスプレッドシートを使用するように複数のセルを選択でき、分析で活用できます。

JENNIFER AIによるインサイト

ヒートマップの下段には選択したセルに関する要約カードがあります。要約カードの上段には問題の簡単な説明があり、下段には問題に対して推奨する処置情報が表示されます。このために、JENNIFER AIが自動的に関連プロファイルとエラーメッセージを分析して、この問題の原因に対するインサイト(状況の真相)情報と推奨する処置情報を提供します。

例えば、BAD_RESPONSE_TIME_SQLエラーにより発生した問題は、「SQL応答時間が遅い。」という説明をします。また、推奨処置では、遅くても問題ないSQLの場合、関連する設定でエラーが発生しないように設定することもできます。

全ての要約カードが推奨処置を提供する訳ではありません。詳細はヘルプを参照してください。

JENNIFER AI.一つのチャートで全ての問題をモニタリングします!!

アプリケーションの性能問題は単純なエラーが原因の場合もありますが、複数の問題が関連して発生するか、時間が経過することで徐々に表れることもあります。アプリケーションインサイトチャートは、全ての問題の時間の経過を要約して表示します。自動分析で問題解決にかかる時間を節約でき、解決方法の確信を高めることができます。今後の問題分析でこの新しいユーザダッシュボードを利用することはいかがですか?